カクヨムで事細かく俺の人生かいてるけど、まぁここではざっくりと書いていこうかと思う。ただの愚痴だしね。

俺の名前はタケシと言う。
その由来は町中で走っている運送トラックの扉に書かれていた社名の【武】という字を父親が気に入ったためにつけられた。「あの字かっこえぇやん!これにしよ!」
頭悪すぎる。もっとこだわらんかい。

俺の兄貴はツバサと言う。
母親が憧れていた暴走族の総長の名前である。
ろくでもねぇ。
兄貴は名前負けせず、族の総長になっちまったよな。やべぇはこの家族。

俺が幼稚園にもみたないころ。
ビールの缶が無数に置かれたコタツの中から顔だけだし、アニメを見ていた俺にはお構いなしに夫婦喧嘩が始まる。
言葉の汚い土地柄もあり、スーパーヤンキー人の二人の罵詈雑言の恐いこと。
俺の頭にはアニメの内容は入ってこず、「恐い…恐い…」とこの空気の悪さが早く解消しないかと祈っていた。
そんな俺をお構いなしに猫掴みし、別部屋にいた兄貴に声をかけ軽四のミラに押し込まれ
3人ともパジャマ姿のまま、真っ暗な外へ飛び出していった。

そして、俺ら3人の人生は音をたててジワジワと崩れて行く。