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カクヨムで事細かく俺の人生かいてるけど、まぁここではざっくりと書いていこうかと思う。ただの愚痴だしね。
俺の名前はタケシと言う。
その由来は町中で走っている運送トラックの扉に書かれていた社名の【武】という字を父親が気に入ったためにつけられた。「あの字かっこえぇやん!これにしよ!」
頭悪すぎる。もっとこだわらんかい。
俺の兄貴はツバサと言う。
母親が憧れていた暴走族の総長の名前である。
ろくでもねぇ。
兄貴は名前負けせず、族の総長になっちまったよな。やべぇはこの家族。
俺が幼稚園にもみたないころ。
ビールの缶が無数に置かれたコタツの中から顔だけだし、アニメを見ていた俺にはお構いなしに夫婦喧嘩が始まる。
言葉の汚い土地柄もあり、スーパーヤンキー人の二人の罵詈雑言の恐いこと。
俺の頭にはアニメの内容は入ってこず、「恐い…恐い…」とこの空気の悪さが早く解消しないかと祈っていた。
そんな俺をお構いなしに猫掴みし、別部屋にいた兄貴に声をかけ軽四のミラに押し込まれ
3人ともパジャマ姿のまま、真っ暗な外へ飛び出していった。
そして、俺ら3人の人生は音をたててジワジワと崩れて行く。
何のために産まれて何をして喜ぶ
結婚して五年、子供が産まれて二年半。
俺は育ちの悪い夫でありパパである。
何だかんだと32年生きてきた。
母親と父親はスーパーヤンキーで、若くして俺の実兄弟である、兄を産む。
そして、ほどなくして離婚。
若さゆえ、当たり前の結果であった。
巡り巡り、なぜどうしてそうなるのか、同じ人間と再婚するのである。頭悪いんかと。若かりし写真にはパンチパーマに十八金、サラシに木刀にハコスカだもんな、うん、やっぱ頭悪いわ。
そうこうして俺は産まれた。この再婚がなければ
俺はこの世に産まれなかったに違いない。
そして、俺のしょーもない人生は始まっちまったんだよな。
俺は32年もずっと産まれたことを恨んでる。
「そんなこというな!」「産まれなかったら子供と会えてないんだよ!?」
綺麗事はごめんだぜ。今の幸せは俺が手に入れたもの。
自殺する勇気も、母親を殺す根性も勇気もない俺が自分の人生をなるべく楽しく過ごせるように
一生懸命生きて手にいれただけだ。
親に感謝なんかないぜ。産まれたくなったんだよこんな人生なら。
親にもらった幸せじゃねぇ、自分で考えて掴んだ幸せだ。
でもよ
やっぱ俺の人生って、全然上手くいかないんだ。
俺の32年の人生
すべての愚痴、聞いてくれるか?